今回は、越木岩神社の隣地の磐座の保存活動の一環として、一般の方にも参加していただき、磐座の重要性を理解していただくことになりました。
江頭務氏が北山を平津豊が越木岩神社を案内しました。
北山では、陽石、太陽石を中心に、大槻正温氏がとなえた北山太陽観測施設説に登場するイワクラを見学しました。
越木岩神社では、境内にある甑岩、中座、北座の磐座を見学しました。
そして、隣地にありマンション建設で破壊されようとしている北の２つの磐座と東翼にある磐座も遠目で確認しました。
参加したみなさんは、北山の太陽石、陽石、鳥の磐座、と続く南北線が、マンション建設予定地内に残る磐座を通って、越木岩神社の北座の磐座、中座の磐座、甑岩とつながっている不思議な現実を実際に見て、これを分断するマンション建設に対して憤慨しておられました。
また、越木岩神社では飯森宮司に、マンション業者との交渉の状況を説明していただき、業者は神社の要望を聞く気は全くなく、磐座の破壊が迫っていることがわかりました。
引き続き、みなさんには署名へのご協力をお願いいたします。
イワクラ学会も署名活動以外にどのような協力方法があるか検討を開始することになりました。
（記録：平津豊）
詳細な報告は、会報34号に掲載。
