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2014年9月28日 イワクラ(磐座)学会10周年記念大会 | |||||||||||||||
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2004年の創立大会後早いもので10周年を迎えることが出来ました。この間会員の皆様の一方ならないご協力により今日まで続けてくることが出来ました。心より感謝申し上げます。 昨今、「イワクラ」と言う言葉が定着してきているように思います。また、アメリカの文化人類学者が日本のイワクラに興味を持って来日されました。「イワクラ」という言葉が徐々に世界に広まり、共通語となる日が近づいているような予感がします。 渡辺豊和 (会長) |
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2014年9月28日 イワクラ(磐座)学会10周年記念大会が大阪歴史博物館で開催されました。 大会の前に開催されたイワクラ学会の総会では、会計承認、活動の報告が行なわれました。 午前の第1部は、葦木美咲さん(シンガー)の司会で始まりました。 来賓の平野貞夫さん(元参議院議員)の挨拶に続いて、田中康夫さん(元参議院議員)、星野之宣(漫画家)さんからのお祝いメッセージが紹介されました。 |
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祝辞 10周年記念、誠におめでとうございます。所用の為そちらにお伺いできませんが、今後のますますの発展を祈念しております。 田中康夫 (名誉会員) |
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祝辞 英国のストーンヘンジは、冬至や夏至といった暦と関係する宗教施設という印象を受けましたが、日本の巨石信仰にはそれと異質なものを感じます。静岡の縄文遺跡からは富士山に見立てたと思われる三角形の立石が出ていたり、また形ばかりでなく岩のボリュームを山に見立てる思想も古くからあったようです。石や岩そのものに霊的な力を認める感性も、あるいは日本独特のものかもしれません。 イワクラ研究のますますの発展をお祈りします。 星野之宣 (名誉会員) |
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来賓挨拶 平野貞夫顧問 | |||||||||||||||
次に、柳原輝明副会長からイワクラ学会10周年の歩みが発表され、武部正俊さん(造園家)から伊勢内宮のイワクラについての研究報告が行なわれました。 |
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「イワクラ学会10年の歩み」 柳原輝明副会長 |
研究発表「伊勢神宮・内宮の隠された南北軸ー内宮の磐座と八禰宜山」 武部正俊理事 | ||||||||||||||
午後の第2部は、「映像で語る渡辺豊和のイワクラ宇宙」が行なわれました。 これは、渡辺豊和会長の30年前の著書「縄文夢通信」を映像化し、葦木美咲さんがストーリーテラーとして紹介するという試みです。 |
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「映像で語る渡辺豊和のイワクラ宇宙」 葦木美咲会員 | 「映像で語る渡辺豊和のイワクラ宇宙」 | ||||||||||||||
鎌田東二さん(京都大学こころの未来研究センター教授)の基調講演は、「「イハ」と「クラ」のコスモロジー」と題して、石笛や法螺貝の演奏を交えた楽しいご講演でした。 次に、柳原さん、平野さん、鎌田さんをパネラーとした「イワクラ学の未来を語り合う」というシンポジウムが行なわれました。 |
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基調講演「「イハ」と「クラ」のコスモロジー」 法螺貝を吹く鎌田東二名誉会員 |
シンポジウム「イワクラ学の未来を語り合う」 | ||||||||||||||
最後は、須田郡司さんから来年のサミットを出雲で行なう提案が行なわれた後、今日の司会をしていただいた葦木美咲さんの諏訪御柱木遣り唄で締めとなりました。 会員約50名、一般約100名の方にお集まりいただき、盛況のうちに閉会となりました。 |
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諏訪御柱木遣り唄を歌う 葦木美咲会員 |
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(記録: 平津豊) | |||||||||||||||
詳細な報告は、会報32号に掲載。 | |||||||||||||||
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